数日前、同居家族(ハルちゃん)がインフルエンザにかかりました。基礎疾患のある母にはうつしたくありません。家庭内感染を防ぐため、今回はインフルエンザのウイルスをなるべくお金をかけず、物も増やさずに攻略しようと努力しているというお話です。
インフルエンザ対策にはさまざまな方法がありますよね。
1.感染した人とそれ以外の人とで部屋を分ける
2.家の中の消毒
3.部屋の換気
が鉄板だと思います。
1と2は初期対応で、早く行えば行うほど感染リスクを低く抑えられると思います。ただ、部屋の換気は定期的に行わなければならず、この寒い時期には風邪を引いたり、急激な寒暖差で血圧が大きく変動して身体に負担がかかる「ヒートショック」現象が起きる可能性もありますよね。
看病や介護をしながらの生活で、すでに多くのことで時間に追われている中で、同居家族にそれを頼むのは難しい場合もあります。窓を開けた後の管理や、寒さに対する不満などが重なり、家庭内での調整が必要になります。
ここには、価値観の異なる家族と、母とわたしが住んでいます。この家での家庭内感染を防ぐ取り組みは、今年で4年目に突入しました。
実は私、美愛(みあ)は大学時代に現役看護師の先生の「施設における健康と安全」という講義を受講した経験があり、そのおかげで感染症対策に関する基礎的な知識を活かしています。この知識があることで、目には見えないウイルスの動きを想像し、予防の工夫ができています。
ただ、専門的な知識がないとイメージしづらい部分もあるため、家族全員に理解してもらうのは容易ではありません。そのため、私が先頭に立って対策を講じるようにしています。家庭内感染が広がると日頃の介護、家事や仕事への負担に加え、日ごろ率先して家の中の事をする人にいちばん負担がかかってしまうので、初期段階でウイルスを抑えたい所です。
※お時間のない方は『まとめ:インフルエンザに負けない湿度管理とは』までスキップしてください。
インフルエンザウイルスの感染力と不活性化
インフルエンザウイルスは、一般的に発症の1日前から感染能力を持ち、発症後も3~5日、場合によっては7日間程度は感染力があるとされています。この「感染力がある」という状態は、感染した人の鼻やのどからウイルスが排出されている期間を指すと考えてよいでしょう。(※ただし、小児や免疫力が低下している場合は、ウイルス排出期間が7日以上になることもあります。)
だけど実際問題、ウイルスって肉眼で見える物ではないので、見えない敵と闘うのって、けっこう大変ですよね。同居の家族の人数が多ければ多いほど、「もしかしたら発症していないだけで、自分もうつっているかも?」と感じたこと、ありませんか?
それに、いつまで対策の「2.家の中の消毒」と「3.部屋の換気」をつづければ良いのか、先が長いので気が重くなります。
どこを触った?ここは大丈夫?これで感染症対策ちゃんと出来ているのかな?と、不安に思って日々を過ごすと、ストレスも溜まるし良くないんじゃないかなと思いました。
リラックスしてゆっくり眠った方が病気への抵抗力も付きますよね。
ウイルスが敵であると考えた場合、その感染力を失わせる、いわゆる「不活性化」することが感染対策の一つになります。インフルエンザウイルスやコロナウイルスは、どちらもエンベロープ(脂質膜)というもので覆われています。この膜を破壊したり、ウイルスが活性化しない環境を整えることで、感染力を低下させることが可能です。
このエンベロープは湿度が適切に保たれた環境ではウイルスの活動が抑制されると言われています。そこで、家庭内感染リスクを減らすためにも、「湿度」管理を行って不活性化させようと考えました。
インフルエンザウイルスを不活性化させる湿度は50~60パーセントといわれています。
後は湿度管理を行うだけですが、ウイルス同様に目に見えないのも湿度です。それで思い切って湿度計を購入する事にしました。
ここ数年、夏になると「熱中症になったらいけないからエアコンつけて!」といっても、若い頃からの習慣で消してしまう母。室内温度が30度を超えているのに「暑くない」という母に毎日悩まされて来ましたが、湿度と温度が数値でわかるものがあれば、それを根拠にエアコンの必要性も示せて、一年中活躍しそうです。
デジタル表示の方が高齢者も視認しやすいでしょう。
文字が大きくて、ちょっとしたアイコンもあると視覚的にわかり易いかもしれません。
そして部屋にちょっと置いても邪魔にならなさそうで、値段もそんなに高くない物。
湿度をはかる精度も劣っていない物。
タニタさんの湿度計を3個、購入してみました。
わたしが選んだのはデジタル温湿度計 TT-559、カラーも3色あります。
これなら、自分で湿度を確認しながら調整できそうです。
湿度には相対湿度と絶対湿度というものがあるが…。
湿度には相対湿度と絶対湿度というものがありますが、あまり予算をかけたくなかったのと、夏のエアコン問題もありましたので、希望している機能が揃っていて「相対湿度」がわかるタニタさんのデジタル温湿度計 TT-559にしました。
相対湿度と絶対湿度については話が長くなるので、ご興味のある方は、ウェザーニュースさんの記事をご参照ください。
カラカラに乾いていた我が家
こちらの地域では連日の晴天で乾燥注意報が出ています。
年末に洗濯物を乾かしていた時の事です。お正月前に大型の物を綺麗にしておきたかったのでコインランドリーへ行きました。30分程で乾いたので衣類を取りすと、そのたびに、これまでの人生で感じた事のない強さの静電気に襲われ、「もう衣類とり出すのやめようかしら?」と不安になるほどでした。これも今なら空気の乾燥のせいだと納得です。
タニタさんの湿度計が到着するまで数日ありましたが、あの時の体験からも、体感的にも、家の中の湿度50パーセントは絶対ないだろうと思いました。ウイルスを不活性化させたいので一刻も早く加湿をしたいと考えました。
お金をかけずに湿度を上げる方法を考えてみた
いつものようにいろいろな方法を脳内シミュレーションしてみました。
・いまウイルスを不活性化させるために加湿器を買っても、数カ月もすれば雨季が来て、今度は除湿が必要な酷暑が来そう
・買った後で、次の冬まで収納する場所が必要
・購入代金や収納場所を考えると高額な物は要らないかも
・レンタルという手もあるけど、比較検討をする気力はいまはないかなあ
その結果、お金をかけずに、効力がありそうなものから徐々に試してみる事にしました。
最初に試したこと
ハルちゃんの看護は、ハルちゃんのお母さんが担当し、他の家族はその部屋への立ち入りを制限しました。美愛(みあ)は、ハルちゃんたちがいる部屋を除いて湿度のコントロールを試みます。
最初に「お湯が入ったコップ」と「湿らせたタオル」を5畳半 8.91㎡から6畳半10.53㎡程の各部屋に置いてみました。
タニタさんの製品はその翌日に届いたので、すぐに3個とも開封して、セットして、湿度をはかります。
ちなみに、セットはとても簡単で、付属の乾電池を入れて、後は時刻と日付を合わせたら終わりです。あっという間に終わってしまいました!
計測は電池を入れてから1~2分で値に変化がありましたが、仕様上は設置(電池挿入後)から30分後に正しい値を表示しますとの事です。また設置場所は直射日光やエアコン、加湿器などの送風が直接当たらない場所で、床から約1.5mの高さが良いそうです。
「お湯が入ったコップ」と「湿らせたタオル」を試した結果
お湯やお水をはった容器(コップなど)にプラスして、濡らしたタオル1枚を吊るしただけでは湿度はさほど上がりませんでした。40%に達することもかなり難しかったです。
また、窓全開で換気していて、なんの加湿もしていなかった部屋の湿度はなんと28%で、極度に乾燥していました。この場合、換気をしてウイルスを部屋の外に出す事には成功していたのかも知れませんが、部屋の中は寒いですし、乾燥もしてしまうので、支出を惜しまないのであれば、エアコンなどの暖房はつけつつ、加湿器などで加湿もしつつ、換気もするというのが感染症対策としてはベストだと思います。
だけどそんなにお金や収納場所をかけないのが今回の目的でした。
この水分では足りないのだとわかり、試してみたのが霧吹きによる加湿でした。
霧吹きで加湿をやってみた!
どこかに良い霧吹きが売ってないかと数軒のお店を見て回ったのですが、なかなか売っていなくて。それに、過去に、わたしの使い方が悪いのかも知れませんが、上に向かってスプレーするとノズルとボトルの間のネジネジの辺りから水が出てきたりした事もありました。
近所に売っていないし、出来れば今日すぐ加湿したいから、家の中に空のスプレーボトルはないかと探し回っていると、中身がほぼ空っぽのファブリーズが、なぜか2本も見つかりました。
かなり長い間放置されていた様子なので、衛生的に使う為にそれを分解して薄めた台所用漂白剤に数分つけおきして、清潔にしてから、中に水道水を詰めました。
それから各部屋の布の部分にスプレーしました。換気で湿気が家の外に出てしまうことはわかっていたので、湿気が逃げないように部屋のドアも窓も閉め切ったまま行います。
ただし、どこでも吹き付けて良い訳ではありませんよね。
部屋の中で水気があっても耐えられそうな部分って、改めて家の中を見渡してみると、そんなにありませんでした。
カーテンや、飾りで掛けている布製のものにスプレーをしてみました。
カーテンの手前にテレビや電源など電化製品が置いてある場所もありましたから、そこは避けて、さらに、窓の下の方は結露が出来やすい場所なので、カーテンの上部を中心に水をかけました。
根気強くやる必要がありそう
部屋の湿度は少しずつ上がって来ましたが、40%台まで到達するのにかなりの回数が必要でした。
こんなにファブリーズしたことあるかしらというぐらい、スプレーしました。
腱鞘炎をお持ちの方は、大丈夫な方の手で霧吹きする事をオススメします。
昨年は酷暑でしたし、いつ冬が来たのかわからないぐらい暖かかったので、加湿よりも除湿に関心が行っていました。ですから水をスプレーすればいいと頭ではわかっていても、カビや結露が心配ではじめは思い切って出来ません。
しばらくしてまた各部屋を回って観察して見ると、カーテンもタオルもすっかり乾いていて悲しくなりました。
乾燥に負けない気持ちで、追加の「追いスプレー」をカーテンの色が変わるぐらいまでかけながら各部屋を3回ほど回り、後から見に行くと、湿度が43%まで上がりました。
それでも懲りずに水スプレーを繰り返していくと、45%まであがりました。
各寝室に関しては、眠る前までに48%まで達していました。
そして眠っている間に排出された呼気に含まれていた水分で、翌日の朝いちばんで湿度を見ると各寝室は50パーセントを超えていました。
眠っている時間は少なくても4時間、忙しくしていても6時間ほどはあると思います。
100パーセント大丈夫という事はいい切れませんが、少しでも感染リスクを減らす事が対策の上では重要だと思っています。
初日に隔離、換気や消毒もしていますし、後は部屋の中に漂うウイルスの対策と考えたら、眠っている間に少しは不活性化されたかなと想像して、少し気持ちが軽くなりました。
デジタル温湿度計 TT-559は、温度と湿度のふたつの条件を見て、3段階で快適レベルを表示してくれます。この時は湿度は快適でも、温度が低すぎて快適レベルが表示されなかったようです。今回の目的は湿度を50パーセント台に上げる事なので、表示されなくても特に気にしません。
湿度アップのカギはエアコン? 加湿器の効果とは
さて、ここで意外な事に気づきました。
湿度が50%を超えた部屋は寝室だけでした。
昼間使用していた各部屋は、同じ対策を施しても湿度は40%止まりでした。
そのうちのひと部屋には、誰もが知っている有名家電メーカーの加湿空気清浄機を使用しています。もう3日間ほど回し続けていますし、その部屋のカーテンにも、他の部屋ほどではないですが何度か水スプレーをしました。
他の部屋から先ほどの湿度計を持ってきて、置いてみましたら、やはり40パーセントまでしか上がりませんでした。
日中は人がいて、お湯を沸かして飲んだり活動しているのですが、乾燥したままでした。
ここで、気づいた事があります。
日中人が居た部屋は、エアコンをつけていたのでした。
寝室の方にもエアコンはありますが、ひと部屋は寝る前の数時間だけと稼働時間が短く、もうひと部屋はカーボンヒーターとか、遠赤外線ヒーターなどと呼ばれるものがあるので、そちらで暖を取っていました。
エアコンを長時間使用している部屋の場合、空気清浄機と併用のものではなくて、加湿能力の高い物を使用していないと湿度が上がらないのでは?と感じました。(※個人の感想です。)
2025.1.15追記:日中人がいて、なかなか湿度が上がらなかった部屋ですが、人が居ないエアコンを使用していない時間を中心に霧吹きを続けていたら、他の寝室と同じように湿度が40パーセント後半から50パーセント前半の範囲に収まるようになってきました。これでちょっと安心です。
24時間換気システム、意識していますか?
いろいろと試して来ましたが、湿度が上がらない大きな要因がこんな所にもありました。
実は意識して換気をしなくても、2003年7月以降に改正された建築基準法に基づいている新築住宅、リフォーム住宅に関しては、24時間換気システムが搭載されているハズなので、何もしなくても室内の空気は定期的に換気されています。
ですが、これはあくまでもシックハウスや家の結露・カビなどの予防目的で、ウイルスを屋外へ排出する物ではない事に注意が必要です。「24時間換気システムがあるなら換気しなくてもいいんじゃないの?」という事ではないと思うのですが…。
話が複雑になってきましたが、まとめると、「コップにお湯貼り」や、「濡れタオル1枚干し」ぐらいでは「窓全開で大々的な換気をした場合」と同様に、湿気は屋外に排出されてしまってるようでした。
相対湿度が50パーセントを超えた部屋でも、寝ている間の呼気にウイルスが含まれている可能性は否定できませんから、換気はしたいです。
そこで朝起きたらすぐに、2cmほど窓を開けて1分間換気をしました。
湿度は1パーセント下がりましたが、その後で窓を閉め、また霧吹きをしたら、また湿度は元の値に戻りました。
この部屋の湿度は43パーセント迄下がり、タオルもすっかり乾いてしまっていますので、部屋から移動する前にまた霧吹きを使って湿度を上げるつもりです。
ファブリーズのボトルを再利用した「霧吹き作戦」も、根気強く行う必要がありそうです。
寒さ対策+加湿! 冬の快適な室内環境作り
寒いこの時期にエアコンは欠かせません。ヒートショックも怖いですから、ぜったいに暖房は入れておきたいものです。
メンテナンスや収納場所、お財布の事まで考えたら、加湿器を買わなくても、人体にも優しいとうたわれている消臭スプレーの空き容器や、霧吹き専用に売られているスプレーなどを使って、それに水を詰めてスプレーするだけでも、けっきょく同じぐらいまで湿度を上げられるんだなと思いました。
スプレーボトルの再利用については、個人の責任で行ってください。特に、お風呂洗いやカビ除去スプレーなど、直接吸い込んではいけない成分が含まれているスプレーは再利用を避けることを強くお勧めします。
霧吹き加湿の落とし穴! 注意すべきポイント
母の寝室のカーテンはベッドの真上にあって、他に水を吹きかけても良さそうな布がありませんでした。カーテンの上部を狙って霧吹きしていたつもりだったのですが、部屋が体感でもわかるぐらい、ひんやりとして来たので、寝るとき寒くないかなと思ってベッドを触ってみたら、寝具までしっかりうるおってしまってました。
このままでは叱られると思い、ヒートショックも避ける狙いもあり、母が寝る2時間ぐらい前にエアコンを入れておきましたら、寝具のうるおいは発覚せずに、叱られずに済みました。霧吹きだからいいかと思っても、ベッド脇にあるカーテンには要注意でした。
湿度を保つための安全な工夫:暖房やお湯の使い方に気をつけて
さて、これまで実際に実験を重ねてきましたが、夏に大活躍するエアコンが、乾燥しやすい季節に使うと湿度を上げるのには限界があることがわかりました。
もちろん、実家のエアコンはかなり年季が入っているので、もしかしたら新しい家電では潤いケア機能も充実しているかもしれません。しかし、現時点ではこの家での実験結果はこうでした。
エアコンを使わない時期には、ストーブやヒーターなども便利な暖房方法ですが、少しの注意を払うことで、より快適に安全に使うことができます。お湯を使って蒸気を活用するのも、湿度を保つ素晴らしい方法ですし、飲むとホッと一息つけて体も温まります。もちろん、火傷ややけど防止には気をつけて、安全に楽しんでください。
さらに、洗濯物の部屋干しも加湿には役立ちますが、乾燥させるための場所や物が必要になるので、大量に干すのは意外と手間がかかりますよね。
まとめ:インフルエンザに負けいない湿度管理とは
インフルエンザなどのウイルス対策として、手洗い・うがいに加え、感染者の隔離や部屋の消毒が大切です。さらに、部屋の湿度管理を行うことでウイルスの不活性化が期待できます。
一人暮らしでインフルエンザにかかった場合、発症後は自分の体からウイルスが排出されます。再びそれを吸い込まないためにも、体力や気力があるようなら湿度管理した方が良いでしょう。
湿度には相対温度と絶対湿度という考え方がありました。厳密に管理されたい場合には絶対湿度計を購入する事をおすすめしますが、そこまで求めていない場合には、相対湿度がわかるものでも十分だと思います。
また、湿度が数値でわかるようになったとしても、建築基準法に基づく24時間換気システム(第1種・第2種・第3種)や、各家庭の建物の構造でも気密性が変わって来る事がわかりました。
美愛(みあ)が試した方法は以下の通りです。
・感染していない人の部屋での湿度管理: 5畳半(8.91㎡)から6畳半(10.53㎡)程度の寝室で、その後はほとんど人が部屋に入らない場合、換気は朝起きた時の一度行い、その他の時間は極力窓を閉め切る。(人が日中使用していない事を前提に)換気を行う場合でも、手短に日に数回程度に留める。
・湿度上昇のための工夫: 部屋に濡れたタオルを1枚吊るし、さらに布(カーテンを中心に飾り布など)に霧吹きで水をかける。これは部屋に物を取りに行くなどのちょっとした隙間時間があれば、その都度行うと良いです。
これを続けていると、3日目ぐらいから湿度は48パーセントから54パーセントの間で収まっています。
日中エアコンをつけている部屋や、少し大きめの部屋の場合には、空気清浄加湿器を使用していても湿度40パーセント台までしか上がらないケースもあるため、ここでもやはり、霧吹きなどと併用するのが良さそうです。
同じように対策をしても、建物の構造やお住いの地域でも結果が変わって来る事が十分に考えられます。乾燥注意報が出ている地域では、そもそも湿度が上がりにくいので問題ないと思いますが、湿度が高すぎるとカビの発生など、別の問題が生じる可能性もありますから、目安は50〜60%で管理してみてくださいね。
そのためには、やはり、湿度計を入手して管理するのが便利そうです。なお、湿度計の設置場所等については、各メーカーの指示に従いましょう。湿度計を活用して、室内の湿度を適切に管理し、ぜひ健康的な生活環境を整えてくださいね。
最後に:ハルちゃんの熱は数日で下がり、すっかり元気を取り戻しました。母も含めて、他の家族には症状がないため、インフルエンザ検査ができません。恐らく感染していないか無症状だと思います・・・。お医者様のご指示通りに、ハルちゃんは念のためあと数日、隔離生活を続けます。他の家族も引き続き予防対策を行っていきます!
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